【#9 一人で湘南ドライブ&鎌倉ことりっぷ】弾丸鎌倉ツアー敢行してきた!
先週のとある朝。
朝ごはんの食器を片付け、洗濯と簡単な掃除を済ませたところで唐突に「そうだ、今から鎌倉行こう!」と思い立った。
車で行こうかなと思ったけど駐車場とか調べるのも面倒だし、下調べゼロでいくなら電車の方が身軽かなと思ったので、ドライブは諦めて歩きやすいスニーカーを履いてリュック背負って電車で鎌倉までおでかけしてきました。
妄想ウィッシュリスト的に#9は半分達成といったところ。
子供たちのお迎え時間まで、電車移動を含めて7時間弱。
往復移動で2時間取られるので、鎌倉滞在は正味5時間ほど。
できれば以前お参りしてとても気持ちのよかった江ノ島神社にも立ち寄りたい。
結果、ターゲットをパワースポット巡りに絞り、美味しいランチや素敵カフェには脇目も振らずにひたすら歩いてお参りしておみくじひいてお守りを買ってまた歩いて…という非常にストイックな弾丸鎌倉ツアーになりました。
巡ったのは次の4スポットのみですが、徒歩とバスと電車やモノレールを駆使してなんとか時間内に回れた感じ。
- 鶴岡八幡宮
言わずと知れた鎌倉の顔。まずはこのエリアにお邪魔しますよ、のご挨拶を。
細かいことは気にしない神様なので、おおらかな気持ちでお参りしましょう。 - 報国寺
美しい竹林に心洗われる癒しスポット。お抹茶をいただけるのも魅力。
癒しパワーに満ちた浄化スポットで穢れを一気に落としましょう。 - 杉本寺
鎌倉最古のお寺。茅葺の本殿や苔むした石段は地味だけどとても魅力的。
ここに行ったらとにかく弁財天にお参りすべし! - 江ノ島神社
龍神がいると言われている江ノ島神社。
巳年の私にとってのエネルギーチャージスポットです。
パワースポットとしてのスピリチュアルな解説はググるといっぱい出てくると思うので、今回は自分の記録用に感じたことをまとめてます。
まずは小さい頃は毎年必ず初詣に訪れていた八幡様へ。
駅で電車を降りた途端に観光客の多さにびっくりしたんだけど、八幡様の境内も中国人や韓国人を含む多くの観光客で大変にぎわっていました。
ちょうど6月30日で水無月の大祓という、半年に一度の穢れを落とす儀式をやっていて、こちらもたくさんの人が行列を作ってました。
大きな神社だけあって、広く開けた参道や境内には輝くようなパーンと明るい空気が漂っています。のーんびりとここをお散歩するだけでも気持ちがスッキリしそう。
私は軽くご挨拶だけのつもりだったので、大祓はパスしてお参りとおみくじを引いて、サクッと次へ!
次は八幡様から歩いて20分ほどのところにある報国寺。バスで行けば5分程度。
この日は暑かったので汗だくで到着したら、竹林の木陰がひんやりと涼しく迎えてくれました。
地中でしっかりと複雑に根を張り、天を衝くような勢いで上へ上へとまっすぐに伸びる竹は、地中でエネルギーをしっかりと溜め込んで、上へと伸びるエネルギーで不浄なものを天へと還してくれる存在。
自分の中のモヤモヤとした澱のような気持ちや穢れを、食洗機が水圧で食べカスや油汚れを弾き飛ばすがごとく、足元から頭上へと吹き飛ばしてくれるような爽快感がありました。
拝観料とともにお代(500円)を払うと、竹林を眺めながらお抹茶と干菓子をいただけるのもステキ。
報国寺からサクッとバスで鎌倉駅まで戻ろうとしたものの、途中にあるこちらに強く惹かれて参拝。
鎌倉最古のお寺らしい、杉本寺。
見事に苔むした急な石段の上で茅葺の立派な本堂が建っています。
本堂の中には十一面観音、地蔵菩薩、不動明王など数多くの仏像が祀られていて、順番にそれぞれにお参りができます。煤と黴とお線香の香り立ち込める暗く黒ずんだ本堂の内部で見る仏像はとても神秘的でありながらホッとするような親しみも覚えます。
そしてここで実は凄いのが、石段の途中にある弁財天。
お参りして数日経った今でも、思い出すだけで金のシャワーに包まれた幸福な気持ちが蘇ってきてにんまりしてしまうほど、惜しみなく注がれる眩い光。
この金のシャワーを浴びた途端にお金の不安がスーッと消えてしまいました。むしろお金のこと考えるとワクワクするようになったでござるよ。
口調がおかしくなるくらいインパクトある弁財天様でした。
予想外にラッキーな気持ちを味わい、ホクホクしながらバスに乗って鎌倉駅へ、そして江ノ電で江ノ島へ!
この時点で午後2時過ぎ。江ノ島に滞在できるのは1時間強。
今回はどうしても奥津宮まで行かねばなりません。
小走りでアップダウン激しい小さな島に点在する社を巡ります。
実は去年の夏に家族でえのすいにお出かけして、その時に江ノ島神社もお参りしていました。
その時は辺津宮と中津宮、そして弁財天をお参りし、白い蛇のお守りを買ってずっと身につけていて、すごく居心地が良くなったような感じがしていたのです。けど、なんか最近「また江ノ島行かなくちゃ」という思いが強くなってた。
今回行ってみて奥津宮まで行かねば!と思った理由がわかりました。
中津宮には白蛇の神様が祀られているのだけど、奥津宮にはさらにパワフルな龍神様が祀られています。
奥津宮までお参りしないと、しっかり神様にご挨拶したことにならないんですねぇ。
なので「おいお前白蛇で止まってないで龍神までしっかり挨拶しに来いや」っていうことだったんだと思います。
途中二つ山という道を通って行くのですが、海から島の真ん中の山へと切り取ったように開けた場所があり、多分ここが龍神様の通り道なのでしょう。いつまでもそこに立って風に吹かれていたいような気持ちの良い場所でした。
奥津宮と龍宮(わだつのみや)は江ノ島の奥の方にあるので人気もなく、ちょっと寂れた雰囲気すら漂ってました。お参りしている人も、いちゃついているカップルと熱心にお参りしている年配の女性のみ。勿体無い。
江ノ島は古くから龍神の棲む場所とされてきただけあって、その龍神が祀られている奥津宮と龍宮は地鳴り雷が聞こえるんじゃないかと錯覚するようなパワフルな場所でした。
ダッシュでお守りを新しく買い替え、おみくじを引いて、お参りをして御朱印をいただいて。
歩いて歩いて、坂を登って降りて、石段を登って降りて。
5時間で2万歩以上を歩いた弾丸鎌倉&江ノ島パワスポ巡りとなりました。
あぁ、楽しかった!
買ったお守りはまた大切に身につけておきたいと思います。