【タロット】基本スプレッドとリーディングのポイント【試行錯誤中】
私のタロット師匠、猫のように気まぐれでセクシーな大人の女性、優ちゃん。
短いけれどギュッと内容の詰まったレッスンの中で教えてもらったタロットの基本スプレッドは、一問一答形式で一つの質問に対して一枚カードを引いていくごくシンプルなもの。
シンプルゆえに、どんな質問をするのかという、質問の精度を高めることがこのスプレッドの命です。
ビシッと質問ができるとビシッと答えが返ってくる、実に明快なタロット!
78枚すべてのカードをフルに使い、聞きたいことにフォーカスしてカードを一枚引いたら、じっくりと一枚のカードから解釈を引き出していきます。
基本的なリーディング方法はシンプルだけど奥深く、これをしっかりやるとカードの意味も自然と覚えることができます。
- 正位置と逆位置で質問に対するYes/Noの大きな方向性を判断
- カードの意味から具体的な回答内容を解釈
- さらに隠されたメッセージがないか絵柄もじっくりと見る
質問の進め方もシンプルなルールに則ってます。
- 大きな方向性から初めて、徐々に具体的な内容に絞っていく
- 解釈に迷ったら、解釈自体についても質問してみる
(このカードってこういう意味で受け取ってOK?という風に) - 選択肢がいくつもある場合は、一つ一つの選択肢ごとに一枚ずつカードを引く
- 同じ質問を何度も繰り返さない
シャッフルのタイミングにも原則があって
- 同一内容については一度のシャッフルで連続してカードを引いてOK
- 質問内容が大きく変わる場合は再度シャッフル
- 違和感を感じたら「このまま続けていいですか?」とカードに聞いて、Noと出たらシャッフル
- 解釈が難しく謎かけのような混乱したカードが続く場合も再度シャッルフすると良い場合がある(この場合もシャッフルするかどうかぜひカードに確認を)
そして引いたカードをリーディングする際のポイント。
- まずはしっかりとテキストや本などの意味を調べる
- キーワードが複数ある場合も多いので、できるだけカードが持っている本質的な意味を理解するようにする
- テキスト通りの意味にとらわれず、インスピレーションが沸いた場合は自分の感覚を信じて解釈する
私の場合のリーディングパターンはいくつかあって
- しっかりテキストを確認してテキスト通りの意味を当てはめていく
- カードの意味をテキストで確認した後に、関連するイメージが湧いてくる
テキストの細かい解釈というよりはキーワードがきっかけとなって、その背景や関連する情報がイメージとなってわーっと頭の中に湧いてくることが多いです。 - カードをめくった瞬間にイメージが湧く
この場合は、まずイメージを頭の中で掘り下げる。最後にテキストの意味も念のため確認することもあるけど、混乱するのでなるべく途中でテキストは確認しない。テキストを確認した場合、載っている意味とイメージが食い違っていた場合は、違いを比較してよりピンとくる方を採用。
最初はとにかくテキストを確認するパターンだったのが、数をこなすうちに関連イメージが湧くようになり、最近はテキストを見なくてもイメージが湧くようになってきました。これはカードの意味をだいぶ覚えてきたということもあるかも。
使用するデッキによってイメージが湧きやすいものとそうでないものがあるので、自分の直感を刺激してくれるカードを選ぶことも大切です。
市販の解説本やサイトもよく参考にさせていただいています。
情報量が多く、キーワードや絵柄の詳しい解説、正位置/逆位置それぞれの解釈までガッツリ載っています。
カードの大きな流れを理解するには情報量が多すぎるので、解釈に迷って一枚のカードを細かく掘り下げたいときにおすすめ。
大アルカナの詳しい解説。
カードごとにキーワードと詳細の解釈が掲載されていて、パッとカードの意味を確認するのにも、掘り下げていくのにも活用できる便利な一冊。
ただし大アルカナのみなのが玉に瑕。
大アルカナのダイジェスト版の解説と、小アルカナの詳細解釈。
これ一冊で78枚網羅できるのは便利だけど、大アルカナがダイジェスト版なのである程度大アルカナの内容が頭に入ってからメインの一冊として持ち歩いています。
(合本版)旅人、《愚者》: タロット 78枚の物語 (魔女のアルカナ文庫)
- 作者: 丸木戸サキ
- 出版社/メーカー: 魔女のアルカナ出版
- 発売日: 2015/08/06
- メディア: Kindle版
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タロットの大アルカナと小アルカナの各スートが順番に小説仕立てで紹介されています。
カードの流れを把握し、根底にある大きなストーリーを理解できるのでカード一枚一枚の意味も覚えやすくなります。
小説風なので文章の癖が気になってしまったり、すでに自分の中にある程度イメージがある場合はそれと違うストーリー展開だと却って気になって頭に入らないかもしれません。(私は癖が気になって読むのに若干苦戦しました。)
基本の一枚引きさえできれば、質問さえしっかり構築できれば大概のことは占えます。複雑なスプレッドだって、結局は因数分解してそれぞれの因子を一問一答で確認していけば良いわけだからね。
人を占うときは複雑なスプレッドの方がインパクトあっていいのかもしれないけど、私の基本スプレッドはしばらく一問一答形式で行こうかなと思ってます。