【タロット】発展系スプレッドとリーディングのコツ【試行錯誤中】
私のタロットリーディングの基本となっている一問一答形式のシンプルな一枚引きスプレッドに加え、最近はいくつかの発展系スプレッドも開発しつつ試してみています。
<< 複数の選択肢を比較する >>
幾つかの選択肢の間で迷っている時に有効なスプレッドです。
気になる人が複数いるとか、異動するか転職するかといった大きな選択から、今日の服をモノトーンでクールな感じにするか赤い情熱的なワンピースにするかといった細々とした選択肢にまで幅広く使えます。
- スプレッド:
「転職した場合と、転職しなかった場合」など、考えられる選択肢に対してそれぞれ1枚もしくは3枚のカードを引いて比較するやり方。
1枚ずつの場合は単純なYes/Noを見やすいですが、それぞれのPros/Consまでは見えづらい。この場合は相談者さんがYes/Noいずれかの結果に対してどう反応するのか、心の動きに焦点を当ててその先を深掘りしていきます。
3枚ずつの場合ははっきりとYes/Noが出ない場合があるかわりに、Pros/Consを見て相談者さんが自分自身で判断できる。ただし相談者さんが優柔不断な性格だったり、悩みすぎていて自分の中で一周どころか百周くらいしちゃってて訳が分からなくなってたりする場合は不向きな方法です。 - リーディングのコツ:
基本的には正位置/逆位置でYes/Noを見ます。3枚引きの場合はより多い方が優勢。さらにカードが大アルカナなのか小アルカナなのかでカード同士の強さを比較します。(大アルカナでYes1枚、小アルカナでNo2枚だったらYes優勢かな、という感じ。)
3枚引きする場合はそれぞれのカードにどういう意味を持たせるかあらかじめ自分の中で設定をしておくことが多いです。過去・現在・未来とか、外的要因・内的要因・結論とか。
<< 時期を知る >>
「○○にベストなタイミングが知りたい」「進展があるのはいつ?」といったように、何かのタイミングや時期を知りたい時に活用しているスプレッドです。
- スプレッド:
夏(今)から始まり、秋、冬、春、夏…と大体1年半先くらいまでを季節で割って、それぞれの季節に対して1枚ずつカードを引いていくやり方が基本パターン。横一列に、各時期に1枚ずつ並べて引いていきます。(あくまで私の場合です。)
今月、来月、再来月…と、区切るスパンを月単位にしてみたり、もっと短く週や日の単位で引いていく事も可能です。 - リーディングのコツ:
これは質問内容によって適切なスパンが変わっていくので、どのスパンで物事の動きを見たいのかを最初に見極めるのが重要です。
季節で引いた後に、特定の季節をさらに月に割って見ていくといったやり方もできて、結構便利に使えます。
タロットはあくまで可能性を示してくれるツールなので、あまり先の具体的なことを聞いてしまうと先の選択肢が多すぎて答えがぼやけてしまうことが多いです。
具体的なこと(気になっている人との関係の進展とか、転職とか)は1年半〜2年先くらいまでに止めておいたほうが精度が高いかな。大きな流れを知りたい場合(厄年的な時期だったり、人生の転機となるイベントが起こりうるタイミングなど)は5年10年先まで聞くことも可能です。
<< 引き寄せスプレッド >>
以前にもご紹介した本来の自分を知り、ハッピーな未来を引き寄せるためのスプレッド」、略して「引き寄せスプレッド」。もともとセイクリッド・アロマカードというオラクルカードの使い方の一例として紹介されていたものなのですが、タロットでも応用可能。
詳細を知るには不向きですが、全体をぱっと見渡して方向性をつかむのにとても有効なスプレッドで、私は毎回必ず最初にこのスプレッドで相談者さんの全体像を理解するようにしています。
- スプレッド:
カードを3枚、それぞれ以下の意味を込めて引きます。
- 「本来持っている良さや姿」
- 「今の状況や姿」
- 「本来の良さを発揮するサポートをしてくれるもの」
並べ方などは自由だけど、私はシンプルに左から右へ3枚並べます。
- リーディングのコツ:
一枚のカードからなるべく多くの情報を引き出すように心がけています。
カード本来の意味、カードを眺めていると湧いてくるインスピレーション、カードの絵柄が隠し持っている意味などを丁寧に紐解いていきます。
人や物事をまるっと分析できるシンプルながらも壮大なスプレッドなので、ポテンシャルを最大限に引き出すような丹念なリーディングが求められます。
有名なところだとケルト十字とかヘキサグラムとかホロスコープなんてものがありますね。
すごいいっぱいあるね。使いこなせないかも〜
私の場合はあんまり複雑なスプレッドにしてしまうと視えるイメージと合わせたときの情報量が多すぎて混乱するので、極力シンプルなスプレッドで占うようにしています。
ぜひ自分に合うスプレッドを見つけてみてくださいね。