The Spare Times  〜人生のスキマ時間を愉しむ〜

バリキャリワーキングマザー、アラフォーにして主婦デビュー。 突然訪れた人生の隙間時間をゆるりと楽しみつつ、次のステップを模索しながら迷走する毎日。最近お仕事再開+ときどきタロット占い師。

【タロット】リーディングの時の”視点”の持ち方

タロットカードを使ったリーディングを重ねてきて、「あれ、なんか的外れな答えを出してるな」と思ったとき、なぜその答えを出したのかを相談者の人と一緒に掘り下げさせてもらうと「視点」がズレてたんだなと気づくことがあります。

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リーディングの時の”視点”には大きく2つの軸があります。
今日はそんなお話。

 

過去・現在・未来という”時間軸”

現実世界での時間は常に過去から未来に向かて不可逆的に流れていきます。
でも記憶や思考の中では、過去のある地点をまるで”今”のように追体験したり、”今”にいながら未来に目を向けるというような、時間軸を超えるようなことが可能です。

リーディングしている自分が過去・現在・未来のどこに立っているのか。

そして、立っている地点から過去・現在・未来のどちらの方向を向いているのか。

現在地点と見る方向の掛け合わせで、リーディングで見えてくる答えがかなり変わってきます。なのでリーディングする際に「今どの地点にいるのかな」「どっちの方向を向いているかな」というのを意識するのがとても大事だと思ってます。

 

誰の立場から見るのかという”立場軸”

物事は誰の視点から見るかによって受ける印象が変わってきます。
リーディングする際にも、今見えているのは自分の視点から見ているのか、他人から見た自分なのか、といったことに気を配る必要があります。

自分(相談者さん)の視点から見ている時により強く感じるのは感情や意識といった内面的なこと。客観的に見えているものを捉えるよりも、目の前で起こる出来事に対してどんなふうに感じるかということにフォーカスが当たります。

他人の視点から見ている時にはその逆で、視野が少し広くなるというか、出来事をエピソードとして全体的に捉えやすくなります。出来事の中で自分がどういう役割を演じているのかとか、他人から見た自分の印象とか、あとは人間関係なんかも他人の視点から見た方がよく見えます。

もう一つ第三の視点として、スピリチュアルな世界ではオーラだとか守護霊だとかっていうようなものから捉えるというのもあります。エピソードそのものでも、それによって動かされる感情でもなく、それをまるっと包括した”なぜそれが起こるのかという必然性”みたいなものが見えることが多いです。

 

第三の視点はものすごく広い視野を与えてくれる反面、いっぺんに見える情報量が多すぎて読み解ききれないことも多い。過去も現在も未来も、自分も他人も、いろんな視点が入り乱れていっぺんに目の前にホログラムのように立ち上る感じで、強いて例えるなら1本の映画を数秒の中にぎゅっとまとめて、マルチスクリーンで立体的にいっぺんに見させられる感じ。映画の様々なシーンが、上下左右と奥行き方向に何枚も重なった半透明のスクリーンに一度に投影されるような感じです。

(でもこれ、あくまで私の場合なので、違う見え方してる人もいるんだろうなぁ。他の人はどういうふうに見えているのかも気になります。)

 

 

第三の視点は、使うのが得意な人と、全然見えないよーという人がいるかもしれません。
でも、時間軸と立場軸というのは必ず使えるはずなので、リーディングする際にちょっと意識してみると面白いと思いますヨ。