続・見えてるのかもしれない疑惑と葛藤
スピリチュアルな人が写真撮ると虹とかオーブと呼ばれる光の玉が映りまくるらしい。
これの続き。
タロットを習って人を占ってみたりして、でもタロットの練習しているうちにタロットカードを介さずに直接見る方が見える気がして混乱したセッションになっちゃったりして、っていうのを繰り返していたここ最近。
じゃあタロットに頼らずに見てみようと思って意識を集中していると、以前にも見た覚えのある人物や風景やそれにまつわる情報がわーっと頭に浮かんできて「これはあなたの前世です」…ってそんなの私の妄想に決まってるじゃん(>_<)って慌てて打ち消してみたり。
弾丸で行ってきた鎌倉・江ノ島パワースポット巡りでもいろんな神様に呼ばれてご挨拶したり、金のシャワー浴びたりした、ような気がするけど…もはやなにを信じて良いのか分からない〜(◎_◎;)
見えてるかもしれないと思いつつ、でもやっぱり科学的に証明されていない怪しげな精神世界とか妄想でしょ!ありえないでしょ!という気持ちがまだまだ強い私。
自分が見たり感じたりしているものが妄想じゃないとは言い切れずにずっとモヤモヤ。っていうかやっぱり妄想じゃん!私めちゃくちゃ怪しい人じゃん!と一人焦ってみたり。今考えるとちょっとパラノイアちっくに迷走してました。いえ、してます。
で、ある日子供の読み聞かせボランティアのために訪れた図書館でふと目について借りてきたのがこちらの本。
なにが見えてる?―フジキな子どもを育てるフツーのおかあさんのスピリチュアル奮闘記
- 作者: じぇいど
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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不思議なものが見えまくっているお子さんを育てるじぇいど♪さんというブロガーさん の人気ブログを書籍化したもの。この本の続きもずっとブログで更新されているので今一気に読んでいるところ。
さらに続編のなにが見えてる?湘南編は現在も更新されている模様。(過去記事が多すぎて全然追いつけない。)
じぇいど♪さんご自身は、以前からスピリチュアルなものに若干興味はあったものの「どうせあんなの思い込みとかインチキとかでしょ〜」って感じで全く本気にしていなかったらしいのですが、そこにお子さんが「これは見えているとしか思えない」っていう感じになったので「だったらいっそ見えているという前提に立ってみよう」と。そしてじぇいど♪さんが好奇心の赴くままに、葛藤しながらも見えない世界を受け入れていく様子が赤裸々に綴られています。
素晴らしいなぁと思うのが、「いやこんなの妄想に決まってるじゃん!」と自分自身に何度もツッコミを入れつつも、「いやでもこれが見えているという前提に立てば説明できる」と、興味が赴くままにお子さんの言動を受け入れて、同じ目線に立って、同じ好奇心を持ってじぇいど♪さんなりにスピリチュアルを追求していく姿勢。
信じる気持ちと疑う気持ち、目の前の”見えている”我が子と今まで信じてきた科学的で現実的な常識の間で葛藤しつつも、お子さんの声に素直に耳を傾け、目の前に起きていることや自分の直感を信じて本やネットで調べたり、スピリチュアルな人からアドバイスを受けて実践したりと”そっち方向”に邁進していく姿も清々しい。母として、子供を全面的に信じて寄り添うその姿には見習うべき点が多くあります。
ああ、いっそ私もそっちに振り切りたい!と羨ましくなる猪突猛進っぷり。
それにしてもじぇいど♪さんにはものすごく身近に自分が見えているものを検証してくれる人がいるわけですよ。これってとても羨ましい。
私は自分が見えているものをどうやって検証すりゃいいんだ〜〜〜!!!