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The Spare Times  〜人生のスキマ時間を愉しむ〜

バリキャリワーキングマザー、アラフォーにして主婦デビュー。 突然訪れた人生の隙間時間をゆるりと楽しみつつ、次のステップを模索しながら迷走する毎日。最近お仕事再開+ときどきタロット占い師。

自己啓発本がだいぶ苦手です。心屋はすごく苦手です。

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自己啓発本の類が苦手です。

本屋の自己啓発本コーナーに平積みされている本についているPOPを読むだけでムカムカする。言い切り型で妙にポジティブなタイトルも苦手。

 

特に女性向けの自己啓発本の「ありのままの自分で愛される」的なタイトルや帯の文句はピンクに閉じ込められる女子への違和感もあって、心がぞわぞわ、肌が粟立つような嫌悪感を覚えてしまいます。

 

これに関してはなんで分かりきったことを偉そうに他人に諭されなきゃならんのだ!というのが最大の嫌悪感の源なのではないかと、天邪鬼な自分を分析してみています。
小さい頃から本ばっかり読んでいてどちらかというとメタ思考的な認知が得意な頭でっかちでもあるので、「わかったつもり」のことが多いこと、自分で理解しないと気が済まないので他人に答えを言われちゃうと腹が立つっていうのが理由ではないかと思います。 

 

それに、人間は本当に腹落ちして自分で決めたことじゃないと、どんな結果が訪れても結局その結果を受け入れることができない、というのが私が経験則から信じている「人が本当に変わるためのルール。

自己啓発本を読んで乗り越えられる程度の悩みなら、とっとと自力で乗り越えちゃえばいいじゃん!と思っちゃうのです。逆に自己啓発本を読んだくらいで解決したと思っても、腹落ちしてなければ結局同じような悩みがやってくるだけなんじゃないかとも思うので、なんというか、救われないなぁという気分です。そんな救われないものに救いを求めてせっせとお金を払って読み漁ったりしたくないなぁっていう。

 

あと女性向けの自己啓発モノで連発される「愛され」「モテ」。
これも大嫌い。

あのね、愛されたいならまず愛しなさい!

相手を愛する覚悟がないのに、愛されたい愛されたいだけ言ってても幸せになれないんじゃないかと思うのです。

 

 

話が逸れた。

 

そして私の特定の周辺で大流行(?)しているのが心屋カウンセリング。

私はテレビをあまり見ないので知らなかったのですが、心屋仁之助さんという方はテレビで芸能人相手にライブカウンセリングをやったり、武道館で講演会やったり、本を何冊も出されている有名な心理カウンセラーさんだそうです。

 

こういう本をたくさん出されている方ですね。

ゲスな女が、愛される。-あっという間に思い通りの恋愛ができる!
 

 

「好きなこと」だけして生きていく。

「好きなこと」だけして生きていく。

 

 

折れない自信をつくるシンプルな習慣 (朝日新書)

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Facebookなどで定期的に心屋関連のブログ記事などが流れてくるので拾い読みしたり、友人に勧められて本を読んでみたりしたんだけど…

 

なんですかね、心屋すごく苦手なんですよ。

 

苦手な理由のひとつは、ご本人のスタイル。

とてもドラマティックに読む人に訴えかけるような言葉を紡ぐし、演出も割と派手でドカーンと極端なことを言って心を揺さぶるところが、とても強引に感じてしまって苦手です。(といっても動く心屋氏をみたことはなく、あくまでブログや本の上でのスタイルです。)
私は天邪鬼なので、わかりやすい言葉で言われれば言われるほど、ドラマチックに演出されればされるほど、ひねくれて素直に聞けない。バカにしてるのかと腹が立って聞きたくなくなっちゃう。
クイズとかでもヒントを与えてくれるところまではなんとか許せるけど、答え言われちゃったりすると腹に据えかねる感じで怒りが湧き上がるタイプです。
それぞれの人が自分で答えにたどり着く、あるいは自分で答えを発見したと思えないと、他人から提示された答えは結局後から「本当かな」と思ってしまったり、腹落ちしないんじゃないかと思っていて、心屋氏のスタイルを「それ押し付けじゃない?」とうっとおしく感じてしまうというところです。

”魔法の言葉”とか言って「お母さんなんて嫌い」みたいな言葉を本人の口から直接何度も言わせたりするようなのですが、私の場合それやっても腹落ちするどころか反発心ばかり強まるので逆効果でした。「言ってみて」とそれを促すカウンセリングスタイルも、ずいぶん強引だなぁと感じてしまうわけです。

(もちろん彼のスタイルだからこそ心を揺さぶられ、気づきを得てガラリと考え方が変わったり、ハッピーになれる人がいるであろうことも理解しているつもりです。)

本も何冊か読んだけれど、「そうだったのか!」と膝を打つことが書いてあるわけではなくて、どちらかというとごく普通な「日々を健やかに幸せに過ごすための工夫」が平坦な言葉でドラマチックに綴られているという印象でした。
5冊ほど読んでみたんだけど全然響かず・・・でもこういう風な言葉で書かれていると共感できる人も多いんだろうなぁと、そういう風に落とし込めることは才能だなと思います。だからこそこれだけ支持されてるんだろうしね。

 

もうひとつは、彼を取り巻くファミリーとも言える人たちの半端ないハッピーオーラ。

心屋氏はBeトレというセミナー形式のセッションを毎月開催していて、心屋式カウンセリングのノウハウを伝授するマスターコースのようなモノも用意されているようです。
それ自体は否定しないし、それに参加することで救われる人がいるならとても良いことではないかと思います。(とはいえ集団でカウンセリング受けるみたいなことが若干宗教っぽくて怖いっていう感情は否定できません。)

ただ、そのセミナー出身者のコミュニティで展開される「手放して受け入れて生まれ変わった私すっごいハッピー!」「生まれ変わってハッピーなあなたを見ていて私も手放して受け入れてハッピーに生まれ変わった!」「そんな私たちを見てみんなも手放して受け入れて生まれ変わってハッピーになろう!」という、"頑張ることをやめて自分を受け入れたら生まれ変わってハッピー"の応酬がね・・・どうしても苦手で・・・Facebookでそれ系のブログ記事が回ってくると、そっと「非表示」をクリックする今日この頃。

「前者後者」とか「バンジー飛びます」とか、頻繁にそのコミュニティだけで流通しているっぽいキーワードが出てくるところも、内輪感が出ていて苦手です。
これはどんなコミュニティであっても外の人から見るとそう見えてしまう部分があって、心屋に限らず私はそういうのが苦手。

 

たぶんね、私、基本的にすでにハッピーなんだと思う。

すごくラッキーな人生を歩んできていると思うし、努力もして手に入れたいものを手に入れてきたし、挫折を挫折と思ってなくて挫折したことがないっていうのがコンプレックスだったくらいな楽天家だし。

そこに「あなたも頑張ることを手放して、今の自分をそのまま受け入れて、生まれ変ればハッピーになれるよ!」っていう人達が集団で現れると、「いえ私すでにそれなりにハッピーなんで結構です」ってなっちゃうわけです。

 

というわけで心屋がとても苦手なのでそのスタイルでこっちに来ないでーと思うのですが、でも心屋ファミリーな人達が何に惹かれてそんなに熱狂するのか、何が彼/彼女らをそこまで「変わった」「ハッピーになった」と言わしめているのかは非常に気になります。そしてそんなにたくさんの人を「仁さんのおかげで人生変わった」と言わしめている心屋氏はすごいなぁと単純に思います。

私としては心屋氏からは心のあり方を学ぶより、プレゼンテーションのノウハウを学びたいです。

 

 

追記:

このリンク先もうさんくさいですが、でも書かれている心屋分析は私の気持ち悪さやしっくりこない感じにしっくりきました。(それにしてもなぜこう自己啓発系は胡散臭くなってしまうのだ!)

とくに「2.心屋仁之助はあなたに役立つか?」と「3.心屋仁之助のカウンセリング」は違和感の理由を説明してくれた感あり。