紫陽花でタロットとアロマの連想ゲーム
1号と一緒に2号の保育園までお迎えに行く道すがら
お天気がよかったのでのんびりと、大人の足で徒歩20分の道のりを歩いて行きました。
娘と二人であちこちの庭先に植えられた紫陽花にいちいち足を止めて見入っていたら、とあるお宅で奥様が玄関から出ていらして「おすそ分けしますよ」とこちらの白い紫陽花をわざわざ切ってセロファンで包んでくださったんです!
ついでに隣でうっとりするような香りを放っていたクチナシも一輪。
こんなゆっくりした時間を過ごせるなんて、本当に夢みたい。
ありがとうございます。
紫陽花の花言葉から連想するタロットとアロマ
紫陽花の花言葉は一般的には「移り気」。
細かくは色によって違う花言葉を持っているそうです。
- 青〜青紫:「冷淡、無情、高慢、辛抱強い愛情、あなたは美しいが冷淡だ」
- ピンク〜赤紫:「元気な女性」
- 白:「寛容」
色によって随分違うんですね。
紫陽花一般
花言葉「移り気」をタロットで表すと「月」。
影がくっきりできるほど月明かりの明るい夜もあれば、ぼんやりとした三日月の夜は景色は暗く霞んでよく見えません。
タロットの月はより不安を表す要素が強いですが、ここでは「月」のカードが持つ”ゆらぎ”がより強調されるイメージ。
そして香りを与えるなら「ジャスミン」や「イランイラン」。
ここでも香りの官能的な側面よりも、空間をたゆたい、鼻先で香りがくゆると気持ちがふと揺さぶられるような、香りが心に瞬間的にもたらすゆらぎによりフォーカスが当たります。
青〜青紫の紫陽花
青〜青紫の紫陽花はタロットで言うと「女教皇」。
冷淡に見えるのは、一人で使命を背負って運命に立ち向かおうとしているから。
私はこのカードを見るたびに、エリザベス一世のことを思い浮かべてしまいます。
香りに例えるなら「ローズマリー」の透き通る聡明な香り。そして「ベチバー」の心に根ざし決意をゆるぎないものと確信させてくれる香り。
低気圧でどんよりと頭が重く考えがまとまらないような時には、青〜青紫の紫陽花を洗面所や廊下の玄関のそばに飾り、ローズマリーの香りを焚いてみてください。
ピンク〜赤紫の紫陽花
ピンク〜赤紫の紫陽花は「太陽」が近いイメージかしら。
カードに女性は描かれていないけれど、家族を明るく照らすお母さんのような、職場がパッと華やかになるような、気持ちが満たされるような存在。
香りを与えるなら絶対に柑橘系。
大人っぽいベルガモットよりも、天国の香りという意味の学名を持つ「グレープフルーツ」や、無邪気な明るさの「オレンジスイート」がぴったり。
キッチンやダイニングテーブルにピンク〜赤紫の紫陽花を飾り、柑橘系のアロマを炊くのは気分転換に効果がありそうです。雨で気分が落ち込んでいても、雨の日々の中にある楽しさを見つけて。
白の紫陽花
白紫陽花の花言葉「寛容」をタロットで表すなら「教皇」でしょうか。
基本的には多様性を受け入れようとする姿勢を表し、弱者を救う寛大な精神を象徴します。
『ダ・ヴィンチと禁断の謎(Davinci's Demons)』を見てるせいか、私的に教皇というと欲深い極悪人みたいなイメージになっちゃってるんだけど、そこは忘れて真っ白なガウンをまとった本当の意味で高貴な人を思い浮かべます。
香りで表すなら変容と許しを表す「ミルラ」に、思慮深さを表す「サンダルウッド」をほんの少し。
人間関係の悩みを抱えていたり、困った人にイライラさせられるような時には白い紫陽花をデスクなどのワーキングスペースに飾ってみてください。ミルラやサンダルウッドの精油は高価なので、代替するならローズウッドを。香りの質は少し違いますが、「寛容」を表す精油なので手軽に楽しむには十分効果を発揮してくれるはず。
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今日は梅雨の晴れ間。
雨の中ではひっそりと決意に満ちたような光を放つ紫陽花も、今日のような晴れ空の下では素直に太陽の光に照らされてその恵みを楽しんでいるようにも見えます。
私も太陽の恵みを逃さないように、洗濯するぞ〜!!
トピック「紫陽花」について