清く正しく怠けるための3つのポイント
私はもともと大の怠け者。
特に小学校高学年から大学くらいまでは本当にひどくて、
学校から帰れば毎日昼寝。
っていうか起きられなくて学校を休む。
それでも頑張って活動を続けると、熱を出して一日中寝てる。
一応頑張ってみたんですよ。
特に母親になってからは、子育ても家事も仕事も、
周りのショートスリーパーなスーパーワーキングマザーに倣って全力投球。
毎日倒れこむようにベッドに入り、
記憶が途切れ途切れでその日のランチに何を食べたかも思い出せず、
金曜日の夜には口も聞けないほど疲れ果ててました。
でもねぇ、私、怠け者なんですよ。
怠けるは悪。勤勉こそ正義。
そんな価値観がなんとなく正しいような気がしちゃって、
怠けると罪悪感を感じてしまったりして。
でも、怠け者な自分はそう簡単に変えられない。
そこで、罪悪感を感じることなく、清く正しく怠けるための3つのポイントを考えました。
罪悪感を感じないためには、怠けている状態を楽しむのが一番。
怠けている=楽しい=良いことしてる!
と実感できることが必要です。
そのために欠かせない3つのポイントとは…
1. 「今日は怠ける!」と宣言する。
2. 中途半端に家事などをしなくて済むように万全の体制を整える
3. 怠けるを堪能するための道具を準備する
怠け者な自分自身との長い付き合いの中で編み出した「清く正しく怠ける」ための極意です。
まず、ポイントその1。
「今日は怠ける!」と宣言しましょう。
そんな簡単なこと?
と思われるかもしれませんが、自分自身に全面的に怠けることを許すのが重要なんです。
できれば「今日は引きこもって怠けてるから」と周囲にも宣言して、急なお誘いなどは予め避けてしまいましょう。
ポイントその2。
中途半端に家事などをしなくて済むように万全の体制を整える。
まず環境を整えます。
散らかっていることがどうしても気になってしまうタチなら、まずは散らかっているものが目につかないようにします。
片付ける必要はありません。
クローゼットにでも押し込んでしまいましょう。
目につかない場所に追いやることが最重要、働くのは後回しです。
環境が整ったら身なりを整えます。
寝巻きでもヨガウェアでもジーパンにTシャツでも、自分が一番リラックスできる服装にチェンジ!
オフィシャル怠けウェアとして、普段は着ないようなかわいい部屋着を導入するのもアリ!
できればそのまま寝られて、でかけるには着替える必要があるくらいの服装が良いでしょう。
そしてご飯を作ったり洗い物をしなくて良いように、調理不要な食料を準備しましょう。
スーパーのお惣菜でも、レトルトでも、コンビニ弁当でも良いし、
お菓子をしこたま買い込んでも楽しい♪
この際だから普段避けているジャンクフードで1日過ごすのも楽しい~!!
今日一日、やっていい調理は電子レンジでチンすることと、お湯を沸かすことくらいです。
もちろん、食べた後のお皿はシンクに放置。
あるいはそもそもお皿不要で容器や袋から直接食べられるものを選んじゃいましょう。
ポイントその3。
怠けるを堪能するための道具を準備する。
引きこもりのためのお楽しみをたっぷり用意します。
こればっかりは個人の趣味なので、例として私が準備するものをご紹介。
- 海外ドラマを一気見するためのDVDなど
- スマホゲーム(個人的には圧倒的にパズル系派、延々できるように今日だけは課金して無限ライフをゲット)
- セルフネイルを楽しむためのジェルネイルグッズ一式
- マッサージグッズ
- 積ん読してあった本
- ファッション雑誌
ポイントは、タスクっぽいことを避けて、楽しいものだけを準備すること。
洗濯物を畳むのが楽しい趣味だという人以外は、「DVD見ながら洗濯物でも畳もうかな~」って思っても止めておきましょう。
できればこういう準備を全部前日のうちに終わらせて、
朝から晩まで一日中心ゆくまで怠けてください。
飽きるまで怠けましょう!!
やってみると案外すぐ飽きちゃって、テキパキ働く自分が思いのほか早く戻ってきたりします。
人にはそれぞれペースがあるので、
外で人と過ごすことが活力に繋がる人もいれば、
外に出て活動をしたら内にこもって自分一人の時間を持つ必要がある人も。
私は外で活動する時間を過ごしたら、短くても良いから自分一人で過ごす時間が必要。
自分一人で過ごす時間を確保できた方が人と一緒にいても楽しめるし、仕事のモチベーションもアップします。
自分のペースを見極めて、
自分にぴったり合った「清く正しい怠け方」を見つけてくださいね。