正しい質問ができれば、答えは自ずと見えてくる 〜 タロット勉強会に参加(2)
私史上最高に濃い3時間となったタロット勉強会での気づきメモ、続きです。
1.タロットで答えの「源」は一つはこちら
2.正しい質問ができれば、答えは自ずと見えてくる
「正しい質問」には2段階あるかなと思っていて、それは
質問の大きな方向性、
次が具体的な質問の仕方です。
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勉強会では「気になる人がいてデートしたいけど、どうすればよいかわからない」という相談に対してカードを引いていたんだけど、どうもハッキリした回答が得られない。
「とにかく誘ってみないと何も始まらない」というばかりで、誘い方や誘ってもらう方法をいくら聞いてみてもあんまり要領を得ない。本人もちょっともどかしそう。
そこで一歩引いて「そもそもその人とデートすること自体に迷いがある?」というのを確認してみたら「その通り!」と。
優ちゃんは最初から「(相談者さんが)本当にその人のこと好き?」って聞いてみるべきじゃない?って言ってたんだけど、それが質問の方向性を見極めるってことなんだなーと感心してしまいました。
カードに聞くべきはデートに誘う方法じゃなくて、そもそもその人が相談者さんにとって合う相手なのか、本当にデートしたいほど好きな相手なのかっていうところだったわけですね。
こんな風に、何に対する答えを出したいのかという方向性のすり合わせがとても大切になってくるんだなっていうのを目の当たりにできたセッションでした。
具体的な質問の方法にもちょっとしたコツあるのを教えてもらいました。
- 曖昧さをなるべく排除する
- 質問のコアの部分にフォーカスして、一度に一つのことだけを質問する
- YesかNoで答えらえるレベルまで落とし込む
- 「〜ではない方がよいですか?」という否定形ではなく「〜した方がよいですか?」という肯定形で質問する
- 質問内容や回答が曖昧になりそうな場合は思い切って極論に振ってみる
- 質問のレベル感を具体的にイメージしておく(時期、期間、答えを得る目的など)
最後のレベル感っていうのはビジネスで問題設定する際によく「スコープを設定する」って言うアレを想像してもらうと分かりやすいかも。
どのタイミング、どんな期間、何に対して答えを得たいと思っているのかをイメージや言葉に落とし込んで質問することで、同じ質問でも回答が変わってくるってことね。木の葉を見るときのフォーカスを変えるように。
こうやって整理してみると、子育ての本やビジネスの本にも載ってるコミュニケーションのHow Toと似てるところがあることに気づきました。
上手に質問できると回答にたどり着けるっていうのはどんな場面でも、どんなツールを使っていても共通する真理なんだと思います。
3番目、に続く。