The Spare Times  〜人生のスキマ時間を愉しむ〜

バリキャリワーキングマザー、アラフォーにして主婦デビュー。 突然訪れた人生の隙間時間をゆるりと楽しみつつ、次のステップを模索しながら迷走する毎日。最近お仕事再開+ときどきタロット占い師。

答えの伝え方と、どこまで相手の懐に突っ込んで行くのかの見極め 〜 タロット勉強会に参加(3)

タロット勉強会での気づき。

その1とその2はこちら。 

thesparetimes.hatenablog.com

 

 

3.答えの伝え方と、どこまで相手の懐に突っ込んで行くのかの見極め

これも二つ方向性があって

一つ目は「相談内容のキーとなる情報が欠けているな」と感じることに対してどこまで突っ込んで掘り下げるか、ということ。
二つ目は「本当の回答をそのまま伝えると、回答を聞くことによって相談者の気持ちが変化してしまって結果が変わってしまうかもしれないな」という時に、どこまで正直に回答の内容を相手に伝えるのかということ。

 

 

悩んでいる人って、悩みの渦中にいるからこそ客観的に見たら明瞭な選択肢を選べなくなっていたり、答えがわかっているのに認めたくないってなっていたりします。

あと、悩み相談をする時に最初から悩みの全容をぶちまける人って少なくて、大抵自分にとって都合が良い、あるいは当たり障りのない情報から小出しにして話してくれて、打ち解けるにつれて詳細を話してくれるようになりますよね。

なので相談の本質、相手が本当に聞きたいことはなんなのかを見極められたら、あとはちょっとお手伝いをするだけで自分から答えに辿り着けることも多い。

 

たとえば「好きな人ができたけど、デートに誘う勇気がない」っていう相談に、デートに誘う方法を一緒に考えたり、相手のことを聞き出して相談者さんに合いそうな人かを考えてみたりする。でもなんとなく相手の話になると歯切れが悪い。うまくいきたいと思っているのかもよく分からない。で突っ込んで聞いてみると実は相手にはすでに恋人がいる!みたいな情報が出てきちゃったりして、それ最初に教えてよwってなる。

でもそれって「恋人がいるって言ったらきっと反対される」って思っているから隠しているわけで、そこを最初から打ち明けてくださいっていうのはやっぱり難しい。

 

でもカードを引きながら「うーんなんか方向性が違うな」「何かまだ足りないピースがあるな」って感じることがあるわけです。
そのときにどうやって相手から本音を引き出すか。
これが2番目の、正しい質問に繋がってきます。

 

 

ある程度回答が見えた時も、たとえば「その相手のことは諦めて、また次の人が現れるから」って伝えるのは簡単です。

でも今目の前にいるその人にキュンキュンしちゃってる時にこれを伝えても、諦めきれないどころか想いに火を注いでしまうかもしれない。

失敗するという結果が出ていたとしても、失敗から多くのことを学ぶことができるなら経験した方が良い失敗だってあります。
なのに「失敗するよ」って伝えてしまうと失敗を恐れて失敗を回避してしまい、結果学びのチャンスを逃す場合も考えられます。
だとしたら「困難な状況になるかもしれないけれど挑む価値がある」みたいな伝え方の方がふさわしい。

 

相談者さんが回答を受け取る準備ができているかどうか、
ここで引き止めておかないと取り返しのつかない事態になるような可能性がないかどうか、
ダメージは受けるけどその失敗からとても多くのことを学ぶことができるか、
などなど、相談者さん本人のタイミングや力量によっても伝え方が異なってきます。

 

今回は特に二つ目の、回答の伝え方が本当に難しかったです。

 

これは相手との距離感(お互いに信頼関係が築けているか、相手との間に損得が介在しないかなど)によってもダイナミックに変化するので、都度推し量るようにしていくところに神経を使います。

 

 

 

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勉強会はタロット50%くらいで残りは心理カウンセリングとサイキックリーディングという、私史上最高に脳みそが混乱する状況になりまして、HPもMPも使い果たした私は9時過ぎに子供達と一緒に寝てしまったのでした…

でも楽しかった!またやりたい!