タロットに聞く2017年① 私にとっての2016年、そして2017年
あけましておめでとうございます。
2016年はどんな年でしたか?
2017年はどんな年にしたいですか?
潮目が変わる時期に来ていることをひしひしと感じている今のタイミングで、私にとっての去年と今年をタロットで占ってみました。
自分を占う時は、願望や妄想が特に入り込みやすくリーディングしづらいので、敢えて他人を占うように言葉に落とすように心がけてます。
まずは2016年、私にとってどんな年だった?
まず出たのはソードのペイジ(逆)。
テーマは”葛藤”。
自分の中の見たくないところ、隠していた部分と緊張感を持って向き合うというテーマの一年でした。
そして、自分が今まで意地になって頑張ってきたことに対して力を緩めることを許す、譲れない価値観として自分の中に持っていた軸がぶれることを許す、そんな変化があった年。
外側からは分からない、内面の葛藤をたくさん経験したのではないでしょうか。
そして怠惰なまでに色々なことを放棄してひたすら休み、そのこと自体を自分に許した一年でした。
窓の向こうにいる”まっとう”に見える人たひが着々と前進していくのを尻目に、身動きが取れないようなもどかしさを覚えつつも、敢えて闇に身をひそめることに終始した2016年中盤を暗示するかのようなカード。
そしてソードのクイーン(正)。
抱えていた葛藤は、終わりに近づいています。
十分に休んだし、考えもクリアになってきた。
座りっぱなしで、お尻や腰もちょっと痛いでしょ。立ち上がりたくて足がムズムズしてるでしょ。
あなたを求めている人もいます。
そろそろ動き出す時が近づいているようです。動き出す時は女王のように優雅に、あくせくせず、Gracefulがキーワード。
最後に月(正)。
2016年、強いて言うなら休むことに重きを置きすぎて、”自分を楽しむ”こと、家族でも友人でも職場の同僚でもなく、自分”だけ”のために楽しいと思える時間を過ごすことは後回しになっていました。もっともっと「べき」「ねば」を取り払って、自分が楽しいと思う方向に振り切ってみて。
もう一つ、価値観や軸の転換を迎えつつある今、ゴールを定めることがこれからの不安を取り除き、モチベーションをあげるのに役立つでしょう。
そして2017年。
私にとっての2017年はどんな年になるのでしょう?
世界(正)。
世界が完成されることを意味するカードですが、2017年の運勢を見る場合は絵に描かれている浮遊感が強調されます。
予想はしていたものの「やっぱりここまで来ちゃったか」と感じるような、敢えて選択肢から外していたような未来へたどり着く可能性があります。
居場所や役割、目的が定まるという暗示も。
そして戦車(正)。
2016年にくらべてぐっとスピード感が増してきます。
その分、気になっているのに後回しにせざるを得ないことも出てきて、それがストレスになりそう。
自分にとって丁度良いスピードを模索する1年。この部分に関しては気を抜かずに、気がつくとアクセルを踏みたくなる自分を冷静に観察することを怠らずに。
そして適度なスピード感を模索するのと同時に、置き去りにしたくないことを拾い上げる努力も忘れないこと。ルールを変える、こだわりを捨てる、お金で解決する、人にお願いする…ストレスフリーで心地よいスピードに乗り、流れていく風景と頬に当たる風を楽しめる気持ちの余裕を持つことが2017年一番の課題となりそう。
最後に女教皇(正)。
天狗にならずに、でも迎合もせず、自分が決めた高みから広く周囲を見渡す冷静さを失わないこと。
丁寧に相手の話を聞くと同時に、相手の課題と自分の課題を切り離し、自分にしかできないこと、自分だからこそできる方法に力を割くこと。
時に”冷たい”と思われるかもしれないけれど、恐れずに必要な距離をしっかりと置いて物事や相手と向き合うこと。
距離感を見誤りがちな自分を自覚し、毎回一呼吸置いて間合いをはかるように気をつけることがストレスの軽減にもつながり、結果としてより速く、より遠くへたどり着くことができるでしょう。
最後に、どうしても気になっている仕事についても聞いてみました。
2つの会社、異なる働き方、あちらを立てればこちらが立たない条件の数々。
詳細は控えますが、仕事については年末の時点で一度決断した状況に安定することはなさそうで、もう一波乱、二波乱ありそうな予感です。
ここでも、複数の選択肢から選び取る際の基準が「正しいから」「よりチャレンジングだから」「家族のためでもあるから」といった今までのものから、もっと自分自信の気落ちに耳を傾けて「より楽しそうだから」「心地が良いから」という方へと変化する兆しがあります。また、意識的にそういった選び方をするがよろし、とも言われている。
仕事に関しては痛みも伴いけっこう揉めそうな気配がありますが、自分の心の声を「そんなワガママを言ってはいけない」などと封じることなく、無理だと思われるような方向に敢えて目をつぶって飛び込んでみると、着実に前進するという暗示。
さてさて。
タロットを始めたのが2016年の春先頃なので、こうやって一年を占うというのは初めて試みです。吉と出るか凶と出るか。当たるも八卦当たらぬも八卦。
自分のリーディングとあわせてしいたけさん、石井ゆかりさんの占いもバイブルとしながら、顔を上げ、景色を楽しみながら歩いていく2017年にしたいと思います。
私自身からちょっと対象を拡大して、「東京に住む私たちにとっての2017年」も占ってみました。
解説編とあわせてどうぞ。
金色に輝くタロットにお金のことを聞いてみた
今後の働き方を模索しつつ、転職活動をしています。
傍でフリーランスとしても働き始めました。
失業保険はもらったものの、仕事を再開するときのことを考えて保育園も民間学童もセーブしつつも継続していたので貯金が恐ろしいスピードで減っていきました。
残高をチェックするたびにドンドン減っていくというのは想像していた以上に冷や汗をかく体験で、そうなるとお金を使うたびにうっすらと罪悪感を感じるようになったり、逆にその反動で妙な衝動買いをしてしまったりして、お金に振り回されている感満載。
精神衛生上よろしくない上に、働き方を考える上でも目先のキャッシュを追い求めがちになってしまって非常によろしくない。
お金に対してはずっとずっと苦手意識があって避けてきたこともあり、ここで思い切ってタロットさんにお金のことを聞いてみました。
使ったのは金運に効きそうな黄金色に輝くエゴロフタロット。
右上:私とお金の関係は?
下:お金との上手な付き合い方は?コツとかある?
それぞれに1枚引きというシンプルなスプレッドで聞いてみました。
私にとってお金ってどういう存在?
ー ペンタクルのキング:基盤となるもの。
どっしりと構えて、王様のように賢く使えば必ず様々な形で返ってくるもの。地道だけれどとても堅実で、どんな時も動じずに支えてくれる頼れる大先輩のような存在。
自ら冒険することで生じるリスクをしっかりと認識していて、冒険する時はその道のプロを雇うといった形でリスクを回避する。
私とお金の関係は?
ー ワンドのクイーン:心地よい信頼関係。
お互いに相手が裏切らないことを信じていて、その信頼感をベースにちょっとした冒険や遊びにも寛大でいられます。険しい山道に差し掛かった時には、その道の先に目指すゴールがあることを信じて前へと進む勇気をくれます。
足元を照らすろうそくと、盗賊に遭遇したらすぐにでも戦えるように構えた棍棒がとても心強い。
お金との上手な付き合い方は?コツとかある?
ー コインの2:お金をしっかりと使うこと。お金を常に動かすこと。
貯金しているだけではなくて、投資に回すなど運用した方が良い。
ただしバランスを崩すような無理な投資に手を出すと危険。常にお金が回る状態を作る、というのがポイントです。
お金を使うという意味では、人にプレゼントをしたり、勉強など自分に投資するのはとても良い。
都合の良い解釈をしてしまっているかなぁ、と思うところもあるのですが、「この解釈で合ってる?」と確認した時に出たのは
皇帝のカード。
うむ、苦しゅうない。
その解釈を信じてどっしりと構えていなさい。
お金をコントロールすることは、あなたの使命でもあります。
お金に裏切られることはないし、お金にものすごく困ることもないでしょう。でも、お金をコントロールする努力は怠ってはいけません。
皇帝様に言われちゃ、信じて進むしかありません。
今度の冬休みは具体的に投資をする、ということに向けたアクションをしてみようかな。
定番から珍品絶版まで、世界のタロットが勢揃い★世界のトランプ・タロット展
タロットカード販売の最大手ニチユーさんの「世界のタロット・トランプ展」が各地で開催中です。
EVENT「世界のトランプ・タロット展」 | ニチユー株式会社
都内だと渋谷西武の紀伊国屋書店、PLATZアトレ亀戸店がちょうど開催中。その他にも各地を巡回しながら複数同時開催されるようです。
膨大なコレクションを実際に手に取ってお気に入りを探せるのはもちろんですが、ニチユーさんは世界でもトップクラスのコレクションを保有しているそうで、珍しいデッキの数々を眺めるだけでも行く価値アリです。
前回新宿の紀伊国屋で開催された同じイベントに行ったのですが、オンラインで見て欲しいと思っていたカードの質感が思った物と違ってガッカリしたり、触ってみると紙質によって使い心地が全然違うのが実感できたりと、たくさんのカードを実際に手にとって見ることができるのはいろんな発見があってとても楽しかったです。
ものすごい数が出てるので迷ってしまうのですが、気になった物をいくつかピックアップ!
視点がユニークなタロット
定番のタロットと絵柄は似ているけど、ちょっとひねったコンセプトがユニークなタロット2選。
本来の絵柄から外れているものの、ここに描かれていない本来の絵柄がどんなもので、どういう意味を表しているのかを考えながら読み解くことで、実は定番ライダー版のカードを覚えるのに役立つという逆説的な面白さもあります。
まずは、超定番のライダー版の絵柄を裏側から見たら…?というコンセプトのユニークなデッキ。
ニチユーさんの取り扱いではないのですが、タロットに描かれた場面のその後を描いたその名もAfter Tarotもコンセプトがとってもチャーミングで気になるデッキ!
オリエンタルな雰囲気が独特のアジアン・タロット
タロットは西洋で発展したものですが、アジアの神様やアートをモチーフにしたものもあります。ただでさえエキゾチックな雰囲気のカードが、オリエンタルなモチーフでさらに妖しく神秘的な雰囲気に。
ライダー版に準じていない絵柄が多いので、インスピレーションで読むのが得意な人におすすめです。
まずはインド。
インドといえば占星術のイメージが強いですが、インドをモチーフにしたタロットもあるんですね。個人的にインドの細密画が大好きなのでグッときます。
タイもありました。ガネーシャ!
こちらも淡い落ち着いた色合いと、たっぷりと取られた余白、そしてカードを縁取る細かい模様のバランスが絶妙です。
オリエンタルの本丸、中国。
カード裏に施された朱色の模様もいかにも中国な雰囲気ですが、どちらかというと西洋人がイメージする中国という感じでしょうか。
私が愛用しているのはこちら。ロシアのエゴロフタロット。
力強い漆黒の背景にに、ほのかに光る金色が神秘的な雰囲気。ウェイト版に準じた絵柄なので読みやすく、背景とのコントラストが美しく、憂いを帯びたような登場人物の表情がインスピレーションをかき立ててくれます。
ファンタジー好きにはたまらない
ファンタジー小説のような佇まいのタロットデッキ。おどろおどろしさが無く、タロットの明るい側面にスポットが当たるので、リーディングもそれを意識するとうまくいく気がします。
タロットの絵が怖いという人におすすめです。
不思議の国のアリスがタロットに!
リアルに描かれた登場人物たちの顔が、どことなく絵本の挿絵のようで眺めているだけでも楽しい。
こちらはダークファンタジーな雰囲気のイラストが独特の雰囲気を醸し出している、アーティストのニコレッタ・チェッコリによるカード。ウェイト版と全然絵柄が違っていて、解釈もかなり違いそうなのである程度占い慣れている人、インスピレーションで読める人向き。
絵本やファンタジー小説の挿絵のようなイラストにうっとり。
他にも気になるものがいっぱい!
なんだけどキリがないのでこの辺で。
タロット選びの参考にこちらもどうぞ。
あとがきとマインドフルネスとタロット
お仕事をご一緒させていただいているとある女性とランチをしていたら、びっくりするようなことを言っていました。
彼女はスポーツの試合結果をニュースで見てからでないと、試合を見られないというのです。結果を知らないままリアルタイムで見てしまうと、ハラハラしすぎてとても試合を楽しむどころじゃないんだそう。
サスペンスやミステリー小説も、あとがきや解説(そして時にはエンディング)をまず最初に読んで物語の結末を確認してから読み始めるんだとか!!(◎_◎;)
結果を知ってしまったら試合も小説も面白く無くなるのでは?
と思って聞いてみたら、
「結果を知ったところで試合の展開も筋書きの面白さも全く失われることなく楽しめる」
「むしろ結果を知らずにハラハラドキドキさせられるとそれだけで気持ちがいっぱいいっぱいになってしまい、試合の展開も小説の筋書きも頭に入ってこなくて楽しめない」
ですって!!
その話を聞いていて、結末を分かった上でそこへたどり着く過程も楽しめるというのは、今話題のマインドフルネスと共通するところがあるなぁと思いました。
常に”今”にフォーカスしていれば、そこにたどり着くまでの”過去”やその先にある”未来”がどんなものであろうと、通り過ぎる一瞬一瞬の”今”を味わうことができる、というのがマインドフルネス。
過程である”今”を味わうことができれば、試合結果が分かっていたとしても絶妙な展開や繰り出される名プレイを存分に楽しめるのかも?
「瞑想」っていうと怪しい感じもしますが、とっても簡単です。
でも私はやっぱり結末を知らないまま試合も小説も楽しみたいですけどね。
タロットをしていると、結果を知ってしまうと途端にそれに縛られてしまい、直感や気持ちがNoと言っていてもリーディングの結果に向けて突き進む人がいます。
タロットは選び得るいくつもの結果のうちの一つを指し示すツールです。今この瞬間から無限に分岐していく未来のうち、可能性の高いものを見せてくれるだけです。
リーディングの結果に違和感を感じたら、違う未来を選べば良い。
結果に納得したとしても、そこにたどり着く道筋は自分で決めれば良いのです。
なのでリーディングをする際にはなるべく「結果を受けて自分がどう感じるか、その気持ちを一番大切にして、最後は自分で選んでください」とお伝えするようにしています。
たとえば以前リーディングをさせていただいたYさんは、結果を詳しく覚えていてくださって「今こういうことが起こってるんだけど、この間のアレに関連してるのかな?」とか、「××という結果が出てたけど、やっぱり私は◯◯の方が自分らしいと思ったから◯◯を選んだよ」という風に、結果に対してどう感じてどう行動したかを教えてくださいます。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦だから占いは楽しいね!」というYさんは本当に楽しそうに人生を生きているなぁと、私まで勇気づけられます。
未来に訪れる結果(となり得る可能性の一つ)を知った上で、そこに至る過程を楽しむことができるか。楽しむだけでなく自分の頭で考え、心で感じて選ぶことができるか。
そのために、一度知った未来に引きずられることなく今にフォーカスすることができるか。
リーディングをする際に心がけていることでもあり、相手の方にお伝えするようにしているメッセージでもあります。
今を生きるといえば、そういえばこんな映画もありましたねぇ。
懐かしい、大好きな映画!
【タロット】カードに描かれていないものを読み取りなさい
タロット師匠の優ちゃん主催タロット勉強会でのもう一つの発見。
普段使っているロシア製のエゴロフタロットに加えて、使いこなせずにいた千一夜タロットを持って行ってみました。
絵柄がとても細かくて、ウェイト版とはかなり異なる雰囲気の千一夜タロット。読みこなせないでお蔵入りしていたのですが、せっかくなので使いこなせるようになりたくて、思い切ってタロットに「使いこなすコツありますか?」と質問してみたんです。
結果はこちら。
使いこなすコツありますか?
→ソードA正位置 あるよ!そろそろ使い熟す準備もできてるしね。
絵を細かく観察することですか?
→ワンド5逆位置 違うよ〜!そんなことしてもエネルギーの無駄。
色合いを見ることですか?
→カップ8逆位置 それも違うね。思い込みを捨てて、見方を変えてみて。
ここまで質問したところで、突然頭の中に「このカードは絵に描かれていない物語を読むんだ」というのが浮かんできたのでカードに確認してみると…
カードに描かれていないものを読み取るのですか?
→マジシャン正位置 その通り!
なるほど!
絵に描かれている場面の外にあるもの、切り取られた場面の外にあるたくさんの情報からインスピレーションを得てリーディングすると上手くいく、というのがカードからのメッセージ。
絵に描かれていない
周辺の景色
前後の物語の文脈
時間の流れ
場面を見つめる人物の存在
すべてを俯瞰して見る鳥の目
描かれた人物の隠れた想い
そんなものを読み取って行くカードのようです。
難易度高いけど、見るべきものが分かれば俄然使いこなせる気がしてきました。
しばらくメインカードとして使ってみようかな♫
どんな結果が出るかワクワク!
何となくですが、エゴロフよりも自分のことが占いやすそうな気がしてるのですが、さていかに。
タロット勉強会に参加してきました
タロット師匠の優ちゃんが主催する勉強会に参加してきました。
勉強会といってもレッスン受講生が集まってお茶を飲みながら自主練するというカジュアルなもの。お互いのリーディングにあーだこーだアドバイスし合ったり、お互いを占ったり、同じお題で一斉にリーディングしてみたりをたっぷり3時間楽しんできました🎵
最初に、優ちゃんお得意の質問
「タロットさん、私のこと好き?」
で、一斉にリーディングするところからスタート。
今までずっとNoって出てた人がやっとYesが出ていたり、「もっと仲良くしたいから、もっといっぱい使って!」というメッセージを受け取る人がいる中、私のカードは
まぁ好きっていうか、カード必要としてないよね。
えー、でも最近リーディングの腕も上がってると思うんだけど?
と思っていたのですが、勉強会が進んでお互いにカードの解釈をあーだこーだ議論してみたり、ペアになって相手のお悩みを占ってみたりしているうちに気づいてしまいました。
私カードはきっかけ程度にしか使っていない。
基本的には正位置ならYes、逆位置ならNo、大アルカナと小アルカナのスートはなんとなく本来の意味を意識しつつもほとんどインスピレーションで読んでる!?
ということに、他の人のリーディング方法と対比することで改めて気づかされました。
YesかNoかと大雑把な方向性がパッと掴めると、あとはカードの意味を深堀するというより「視えてくる」。
みんなが丁寧にカードの絵柄を読み解いたり、テキストで意味や解釈を確認しながら時間をかけてリーディングしていく中、私はカードの意味は3分の1程度しか暗記していないにもかかわらず、テキストはほとんど開かないズボラっぷり。
質問にも色々な意味を込めて聞いてしまうし、引いたカードからもものすごい情報が立ち昇るように視えてくるので、一枚のカードから出す「答え」が長い。
調子に乗ってくると、本来は次のカードを引いて確認していくような内容を、カードを一切引かずにどんどんとリーデイングしていってしまう。
さらに調子が乗ってくると、自分じゃない他人が私の口を通じてしゃべっているような、ちょっと半トランスっぽい状態に。
1:1でセッションをしていた時にはそれが自然なスタイルだったのでとくに意識していなかったんだけど、他の人のリーディングを見ていると歴然と違う。
「今世での私の使命は何ですか」という質問には
スピリチュアルに目覚めること。
現世的な使命としては全てにおいてバランスを取ること、その感覚を身につけること。
なんて出たりして…
いやはやなんとも興味深い勉強会でした。
他の人と一緒に占うのって楽しい❤️❤️❤️
そしてどこへ向かうのだ、私…😅
★★★★★★★★★★
勉強会はロイホで開催でした。
コーヒーゼリーサンデーが甘塩っぱくてすっごく美味しかった〜!
アロマテラピーとスピリチュアリティ
スピリチュアルと出会うずっと前から実践してきているアロマテラピー。
ストイックにアロマ一筋な生活を送っているわけではありませんが、子供が風邪気味の時にはユーカリを焚いたり、お掃除にもブレンドしたアロマと重曹を活用したり、手軽に身近に活用しています。
タロットと占星術は密接に結びついていて、お互いを補完し合うように使いこなす占い師さんもたくさんいるそうですが、そのどちらとも関係が深いのがアロマテラピーなんです。
植物が持つパワーやエネルギーを、タロットや占星術から読み取るメッセージとともに組み合わせて運気を高めたり、邪気を払ったりするのによく使われるようです。
そういえば、と思って本棚を確認したら、ありました!
過去に興味があって購入したもののいまいちピンとこなくて積ん読していた”スピリチュアルアロマテラピー”系の本。それも3冊も。
今ならもう少し読みこなせるかなと思って、引っ張り出してきてみました。
スピリットとアロマテラピー―東洋医学の視点から、感情と精神のバランスをとり戻す
- 作者: ガブリエルモージェイ,Gabriel Mojay,前田久仁子
- 出版社/メーカー: フレグランスジャーナル社
- 発売日: 2000/12/25
- メディア: 単行本
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著者のガブリエル・モージェイはイギリスのアロマセラピストで、指圧師、鍼灸師という東洋医学も修めた方だそうで、陰陽五行説をベースに40種類ほどの精油の働きが丁寧に解説されています。
各精油に対応するスピリチュアルなシンボルも紹介されていて、例えばラベンダーは医療の神様アスクレピオス、ゼラニムには金星(占星術の愛の惑星)が当てはめられていたりします。
実践的なアロマテラピーの内容が載っているので、アロマテラピー初心者の方は入門書的なものと併せて読むのがおすすめです。
スピリチュアルアロマテラピー入門―精油からの素晴らしいメッセージを受け取って下さい
- 作者: 吉田節子
- 出版社/メーカー: BABジャパン
- 発売日: 2008/07
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こちらは36枚のカード(厚紙にミシン目が入っていて切り離して使うタイプのもの)がついた、アロマよりもスピリチュアルに寄った本です。
カードのちゃちさはアレですが、カードを引いて精油を選ぶというプロセスにはセレンディピティがあってワクワクします。
スピリチュアルアロマテラピー事典: 中医と占星学から読み解く精油のメッセージ
- 作者: 柏原茜,登石麻恭子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そしてこちらは中医学と占星術にからめて精油からのメッセージを紐解いていくというもの。内容自体は過去にも有名なスピリチュアル系の方が紹介しているものが多いそうなのですが、それを日本語でわかりやすくまとめて紹介しているという点でアロマとスピリチュアリティの結びつきを知りたい初心者にはぴったりの内容です。
私は占星術の知識が全くないので、主に中医学のパートを読んでいました。
占星術もちょっと勉強してみようかなぁ。
本以外にもアロマタロットとかアロマカードも。
こちらはリーディングでも活用している、精油からのメッセージをベースにした29枚のカードと、4つのエレメントを表すカードの、合計33枚のカードのセット。
とても優しいイラストとメッセージで、どんなカードを引いても前向きな気持ちになれる大好きなカードです。
(このカードを活用した「自分本来の良さと、自分の良さを生かすヒントを見つけるリーディング」というサービスをcoconalaで提供していた時期があるのですが、おかげさまでとてもご好評をいただいていました。)
- 作者: マイケルティエラ,Michael Tierra,Candis Cantin,キャンディスキャンティン,安珠
- 出版社/メーカー: BABジャパン出版局
- 発売日: 2006/08
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こちらはタロット始めたばかりの頃に購入したものの、イラストがあまり好みでないのと、アロマと違ってハーブは馴染みの薄い植物が多くていまいちインスピレーションが湧かずにお蔵入りしているもの。
未だに使いこなせていません…
アロマとスピリチュアル、これからも実践しながら深めていきたいと思います。