iPhoneで不快な広告を消す方法 〜まんが王国の不快極まりないバナーよ、さらば!
共感性羞恥に加え、共感性絶望の傾向がある私。
まんが王国などの無駄にエロくてグロい広告や、子供が虐待される描写がリアルで吐き気がする広告にずっと悩まされてきました。
っていうことをFacebookにも書いたところ、たくさんの人が広告を消す方法を教えてくださったので実践してみました。
まだたまに表示されるのでモグラ叩き状態で消しまくってますが、表示される頻度は劇的に減ったので効果ありそう!ということで、どなたかのお役に立つかもしれないのでやったことを記しておきます。
まず私の環境をおさらいしておきます。
やったことは次の3つです。
- iOS9の追跡型広告を制限する機能をONに
- ブラウザのクッキーをリセット
- 広告が表示された時に「不適切な広告」として報告
やり方を順番にご紹介します。
1. iOS9の追跡型広告を制限する機能をONに
iOS9で追加された広告を制限する機能を活用して、不快な広告が表示されるのを防ぐことができます。
- iPhoneの設定を開き、「プライバシー」→「広告」を選びます。
- 「追跡型広告を制限」をONに
これで、今後は一度訪れたサイトの広告に延々と追い回されるようなことがなくなります。
私の場合、3番目にご紹介する「不適切な広告として報告」を使用としてタップし損ね、何度もサイトに訪れてしまったため、エログロまんが広告に追いかけられる羽目になったのでもうコリゴリ。
※追跡型広告=行動ターゲティング広告とかリタゲ(リターゲティング)広告とも呼ばれ、広告の対象となる顧客の行動履歴を元に、顧客の興味関心を推測し、ターゲットを絞ってインターネット広告配信を行う手法のこと(Wikipedia) - もしも追跡型広告はOKだけど、今表示されているものは非表示にしたい場合は「Advertising Identifierをリセット」を選択します。
2. ブラウザのクッキーをリセット
ブラウザの履歴とクッキーをリセットして、間違ってクリックしてしまったサイトの追跡型広告に追いかけ回されるのをやめることができます。
- 設定を開いて「Safari」を選択
-
「履歴とWEbサイトデータを消去」をタップ
※ただしこれをやると履歴が全部吹っ飛ぶので、今開いている読みかけのページがあったら一旦ブックマークしておくなど、履歴が消えても大丈夫なように対策してください。自動ログインを設定していたサイトなどもすべて改めてIDとパスワード認証が必要になります。
「追跡しない」を選択しておけば、広告の設定同様Safariでの追跡型広告をある程度ブロックすることができます。ただしこれをONにしても追跡される場合もあるので、気になる場合はこまめに履歴を削除するのがオススメのようです。
3. 広告が表示されたときに「不適切な広告」として報告する
追跡型広告ブロックをONにして、履歴を削除したとしても、見たくない広告が表示されることはあります。また、スマホで見ているとボタンの上に広告が被さるように表示されて誤ってタップしてしまったり、スクロールしてもずーっと追いかけてきて誤タップしてしまう広告もあります。
こういった広告を「不適切な広告」として報告することで、地味にですが一つ一つ消していくことができます。
サンプルとしてショット撮った広告は適切なものでしたが、ワタシはすでに諸々ブロック手続きを踏んでいるので普通に表示された広告を使わせていただきました。ねとらぼは不快な広告に追いかけられるサイトトップ5に入ってたので、スミマセン…
- 広告バナーの右上にある×マークをタップ
-
「問題がある広告として報告」をタップ
誤タップしやすい、不適切な位置に表示される広告には「ページ上の位置が不適切な広告」をタップします。 -
「不適切」「関連性が低い」「繰り返し表示される」から、当てはまるものを選んでタップします。迷ったら「不適切」でOK。
- これでおしまいです
間違って報告しちゃった場合は「元に戻す」をタップしましょう。
これをやると、ページ上から広告がすっきりさっぱり消えてくれます。でも同じ広告が他のページやサイトで表示されなくなる訳ではないので、モグラ叩きのように不快な広告を見つけたら徹底的に報告するようにしましょう。
これをやることで、そもそも不快な広告が出稿されることを防げる…はず。
ただ、これもうまくタップしないと間違って広告のサイトに飛んでしまい、また追跡されたりするので、タップする際には×印を確実にタップするように気をつけてください。
以上、私が教えてもらって実行した対策3つです。
不快な広告に悩まされている方も、出来心で見ていた楽天やAmazonの商品に延々と追いかけられて困っている方も、ぜひ試してみてください!